大和館観山閣概要

デザイナー紹介

   
   
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温泉旅館概要

大連空港より車で2時間余り、美しい山々に囲まれた龍門湯温泉の中で最も長い歴史のある大和館。
その第2号旅館としてオープンしたのがここ大和館観山閣です。



 大和館観山閣概要

中国大連にある和モダン温泉旅館
純日本温泉旅館にこだわる大和館に、現代性というエッセンスを加えた大和館観山閣は、建築・照明・庭園デザインの全てを日本人著名デザイナーが担い、温泉街の中でもひときわ目立つ存在です。館内には水墨画作品を置く美術館、また日本伝統工芸品を販売するおみやげSHOPも併設し、日中文化に親しむことができます。運営は日本スタイルのホテルサービスを採用し、きめ細やかな心配りで旅やご滞在のご要望にお応えしていきます。中国に居ながら日本の良さや情緒を五感で味わっていただける、そんな温泉旅館です。



デザイナー紹介

大和館観山閣のデザインは、すべて日本人著名デザイナーによって行われました。大和館観山閣オーナーのこだわりである「純日本温泉旅館」というコンセプトをベースに、中国大連で新しい和を創造しました。



 建築デザイン

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Under Construction



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≫ 株式会社 IKDS
 

池田靖史

慶應義塾大学教授
SFC大学院政策・メディア研究科
建築家
IKDS代表
工学博士




 照明デザイン

たおやかにうねる山々に囲まれた龍門湯温泉の風景は、日本では見ることのできない大陸の風景です。そこにモダンな和風温泉施設を造るという状況に、私はこれまでにないインスピレーションを抱きました。それは、木や石などの天然素材をふんだんに使い膨大な手間をかけて仕上げられる大空間に、大自然から与えられた温泉の暖かざを描き出すことでした。多数のスポット光と間接照明を使い分け、おだやかな陰影を丁寧につくり込みました。観山閣の温泉と建築空間で、大きなものに包みこまれるような全身のくつろぎを感じてもらえると思います。

≫ 有限会社サワダライティングデザイン&アナリシス
 

澤田 隆一

有限会社サワダライティングデザイン&アナリシス代表
照明デザイナー・コンサルタント、国際照明デザイナー協会(IALD)正会員




 庭園デザイン

日本庭園は仏教と共に渡来した中国式庭園を源とする。天然の岩に神を重ねる日本はあるがままの岩を組み合わせ、美しい自然を取り込み、日本建築の大開口の枠の中に中国山水画を重ねて庭とし、以来庭屋一如を住空間の理想としてきた。見立ては神・仏で中国古典文学へと広がった。意訳による憧れの中国が日本庭園である。観山閣の庭は郷名より龍門瀑、渤海湾に因んだ蓬莱の山に、仏教宇宙の中心に聳える須弥山を主題とし、大和館に集う全ての人々の発展・長寿・安寧への願いを込めた。あるがままの環境や素材を最大限に活かすのが日本庭園。美しい山並と当地の石や木、日本の住空間エッセンスたる建築あっての庭だが、想いは先生の国への恩返し。謝々。  

野村勘治

京都林泉協会理事
日本庭園学会理事
名古屋造形芸術短期大学非常勤講師